宿便を出す漢方薬

宿便を出す漢方薬

便秘と宿便には、漢方オリジナルの判断基準が存在します。普通なら便秘は3日間以上便が出ないことを言いますが、実はそれも人によって違いがあるのです。

 

漢方は、その人自身の体質・便秘になっている要因などを聞いて判断し、適切な漢方薬を出します。

 

では、便秘や宿便の漢方オリジナルの判断基準とは、どのようなものなのでしょうか。基本的には、症状を4つに分けて考えられています。

 

@熱秘→腸が熱を持っているタイプであり、辛味・油分の多い食事を好んで摂る人に多い。便は硬くなっており排便しにくい。

 

A寒秘→腸が冷えているタイプであり、冷え性の人が多い。便秘薬を飲むとお腹が痛くなりやすい。

 

B燥秘→腸内の水分量が足りていないタイプであり、便は硬く数日間排便がなくても平気な人が多い。高齢者に多い傾向。

 

C気秘→腸が極度に敏感なタイプであり、お腹が張っている・他はそうでもないのにお腹周りにのみ脂肪が付きやすい人が多い。便秘と下痢を繰り返し起こす。

 

@の熱秘のタイプの方は腸の熱を冷ましてあげる働きをする漢方が合うそうです。それは、センナ・どくだみなどです。

 

Aの寒秘のタイプの方は身体を冷やさないように気をつけること。桂枝加芍薬薬黄湯という漢方が合うそうです。

 

Bの燥秘のタイプの方は、潤腸湯という漢方が合うそうです。便意があったら我慢せずすぐにトイレに行くこと。

 

Cの気秘のタイプの方は、気が停滞しないように気の流れを意識して循環させることが大切です。適度な運動が一番必要です。合う漢方は開気丸・麻子仁丸などです。

 

妊婦さんや小さなお子様にも飲みやすい宿便を出すお茶ならなたまめ茶がおすすめです。

 

漢方は市販の便秘薬とは違い、その時だけ無理やりにでも出せばいいという方法ではなくて、毎日の快便につながるように質の良い便にする為の生活態度・心の持ち方といった事を大切にします。

 

便秘や宿便を根元から改善する方法を教えてくれるのが漢方なのです。